高校1年生を対象に講演会を実施しました。講師として医師の方をお招きし、「高校生のうちに知っておきたい性のこと」と題してご講演いただきました。
性知識を得ることは、自分と他者の心身を尊重し、健康で安全な生活を送るための大切な学びとなるという視点が示されました。
自分のからだのことは自分で決める、「SRHR：セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)」について、また、性の多様性や身の回りに溢れる情報のリスク、そして望まない妊娠や性感染症を防ぐための正しい知識についても、具体的な事例を交えてわかりやすくお話しくださいました。
避妊についての説明では、医師の立場から保健体育の授業で扱う内容よりさらに具体的なお話がありました。避妊だけでなく感染症予防の観点からも、自分と相手を守る行動の大切さが伝えられました。生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
今回の講演が、生徒ひとりひとりが自分を大切にし他者を思いやる姿勢を育む機会となるよう願っています。
