暁星国際中学校・高等学校

人生の大切なことは全て暁星国際の寮で学びました。第7回
トピック, 卒業生のメッセージ

2017年10月17日

暁星国際学園図書室

日本橋あさひ会計事務所 代表社員
河東正晃税理士事務所
河東 正晃(暁星国際学園 12期生)

私が暁星国際中学校に入学させていただいた最初の動機は、従兄弟が九段の暁星学園に通学しており、地元木更津に当時、全寮制の中高一貫校があることを聞いて、自分自身も興味を持ったことがきっかけでした。また、両親としても、子供の中で私が姉妹の間の男1人であり、家庭とは違った集団生活を経験させることで強く育ってもらいたいという思いも十分にあったのではないかと思います。
中高の6年間、寮生活を送ったことで、自分自身に今でも身についているものは、今いる環境の大切さを実感できたことではないかと思います。具体的には、いつも自ら勉強できる環境が寮生活を送る中で常に十分すぎるほど整っていたことだと思います。毎日、自習室また自室での自習時間が組み込まれており、学校での学習をすぐに反復できる点がとても役立ったと思います。直ぐに机に向かえる環境を確保することは、その後の大学、大学院時代でも意外と難しく、しかも、他に邪魔されず集中できることとなるとさらに難しくなります。その点、全寮制での自習環境は、とても充実している理想的なものでした。
また、寮生活を送ったことで、今でも自分の一番の財産となっているのは、生涯の友人ができることだと思います。私の在学していた頃は、中学から高校に進学するにつれて、同室の人数が徐々に少なくなっていきました。特に高校に入ってからは4人、2人、高校3年生の時は自分1人となります。そのなかで、自分自身の進学面での相談等、同級生と寝食を共にしながら語り合うことも多く、自然と同級生との信頼関係が深く築かれていきます。そして、卒業後も同級生との繋がり・絆・信頼関係が長く続くことも、他校ではありえない全寮制の良い点ではないかと思います。
自分自身、暁星国際学園を卒業し大学に進学し、4年生となりいざ企業への就職活動に直面した際に自己分析をすることになりました。そして、「今までいったい自分は何を経験してきたのか」ということを真剣に考えました。全寮制での中高6年間の集団生活を送ったことが、自分の中で最もアピールできる点としての比重が非常に大きかったため、思い切って寮生活の話を面接の場でさせていただいたことがありました。全寮制での集団生活が、社会での集団で何かに取り組むという点に共通しているため、ほとんどの企業の面接官の方にとても強い興味を示していただいたことが多々あったことを思い出します。今ならAO入試や推薦入試でこれ以上ないアピールポイントになるのではないでしょうか。
全寮制の生活は、外から見ると厳しいという印象だけが先行してしまうかもしれませんが、中に入ってみて卒業してみますと、かけがえのない経験を蓄積することができ、そして何事にも代え難い生涯の友人ができることだけは断言できます。
私は卒業後慶応義塾大學に進み、現在は連合三田会の役員を務めさせていただいております。先日開催された今年の連合三田会の際、私も高校在学時代に薫陶を受けました暁星国際の先生が、現役の高校3年生の生徒を連れて受験指導の一環として挨拶にいらして下さいました。こんな繋がりをもてるのも暁星国際だからこそと改めて感じた次第です。