暁星国際中学校

特進コース・進学コース
教員紹介

教科主任

大嶋 暢 英語科主任

最近のマスコミの報道によりますと、「日産自動車」、「ユニクロ」、「楽天」などの日本の有名企業では、企業活動のグローバル化に伴い、社内の主要会議では「英語」が共通語として使用されるようになったそうです。日本の国内においても「英語」の国際化が進んでおります。本校の英語科でも、本年度よりこのような日本のグローバル化に対応したカリキュラムを採用することになりました。

中学校では、外国人教員による英語と日本人教員による英語との合同体制を取ります。外国人教員による英語では、単なる英会話の授業ではなく、コミュニケーションを重視したリーディング、ライティング、グラマー、スピーキング、リスニングの授業を展開します。日本人教員による時間は、将来の日本の大学受験を意識した授業展開を行います。

高等学校では、コースによって異なりますが、基本的には、高校1年時に外国人教員の英語と日本人教員による英語とがあり、高校2年、3年では、日本人教員の授業に加え、選択科目として外国人教員による英語を受講可能な体制を取っております。

英語の他にも、本校の伝統であるフランス語も受講できます。また、中国人留学生を受け入れていますので、これらの留学生と中国語や英語、日本語で交流することができます。

本年度より英語科は、1週間に日本人教員6時間と外国人教員6時間の授業を基本としたカリキュラムを組んでおります。

日本人教員は将来の大学受験を意識した授業を実施し、外国人教員は英語で英語を理解し、英語を運用する授業を行います。

各クラスは少人数で生徒が中心の授業を行っております。

岸田 誠 国語科主任

国語科では、私立学校ならではの柔軟な教材選択と授業展開によって、学習指導要領で定められた教科教育の内容を増補した教育課程を編成しています。中高とも共通の方針で実施していますが、高校段階になりますと、大学進学の種別、すなわち文系・理系及び国公立大学と私立大学といったカテゴリー別に達成目標を立て、教材もそれに応じたものを選定して、授業を行います。

中学段階の国語科の教科として、本校では「国語甲」と「国語乙」の二種を設定しています。

「国語甲」は、教科書所収の現代文教材(文芸作品・評論文など)を基本として、問題演習を含む発展的な文章教材を扱います。「教科書を学ぶ」というより「教科書で学ぶ」という姿勢を打ち出し、教材によって触発された言語体験を自己の内面に深めることに留意して、授業を展開しています。また書写の実技指導もこの科目に含みます。

「国語乙」は、まず口語文法(現代日本語文法)や言語事項を主体として授業を進め、日本語の体系的・構造的理解の定着を図ります。その後、古典教材(古文・漢文)の読解と文語文法(古典日本語文法)に進み、日本語の伝統についての知識・技能の涵養に努めます。

高校段階では、学年によって学習指導要領で定めた科目名が異なっているのですが、実質的に中学段階の国語甲・国語乙の学習区分を延長した教育課程を編成しています。すなわち、現代文教材を扱う分野と古文・漢文教材を扱う分野を並列して学習を深めていくわけです。配当時間数はコースによって異なります。授業担当者は専門性が問われるため、原則的に現代文系・古典系にそれぞれ別になります。また高校3年生では、国立理系生徒向けにセンター試験対策に特化した学校設定科目を実施するほか、選択科目として大学入試小論文の個別指導を実施し、最近増加傾向にある自己推薦・AO入試に対応しています。小論文のみではなく、面接やプレゼンテーション、ディスカッションなどの技能も開発しています。

日本語は、いうまでもなく日本に暮らす大多数の人間にとって、母なる言語、すなわち母語です。母語は、まず個人の内面において、情念や思想を整理し、まとまりをつけるための道具となります。また、他者と交流するためのコミュニケーションの道具でもあります。母語の能力が個人にとって知的生活の基礎であることに疑いありません。我々はその問題意識をもって、日々授業に臨んでいます。

林 知道 地歴・公民科主任

暁星国際中・高等学校地歴・公民科は、現在埼玉大学卒業教員1名・早稲田大学卒業教員3名・慶應義塾大学出身1名の計5名のスタッフにより授業を担当させていただいております。全教員が自ら厳しい受験を勝ち抜いてきた経験を元に、国立大学やAO入試向けの論文指導から、私大の緻密な出題に対応する力を身につけてもらうことまでを念頭に、最終的には生徒達の妥協のない進路選択の実現、とりわけ受講した生徒たちにそれぞれの第1志望とする大学への進学を達成してもらうことを教科目標に掲げ日々生徒たちと向き合っています。

創立当初の本校は、全寮制ということもあり進学のための予備校にも通えず、受験勉強はおのずと授業の中で完結させなければいけない環境にありました。当然のことながら授業では、一事象をテーマに挙げるにしても、他校で行われている授業や教科書以上の+αの知識の提供が我々教員に課せられた宿命でした。その頃の伝統が今でも社会科担当教員には連綿と息衝いています。日々の授業では、「大学入試に必要な知識は全て提供する」「知識が詰まった頭の中で生徒たちの考える力を引き出す」ことを毎時間の目標として授業に取り組んでいます。

社会科の授業の大きな特色は、何と言ってもプリント学習です。どの教員も高校二年生以上の学年では、年間100枚以上のプリントを提供し、知識の定着や受験準備に備える生徒たちの学習のサポートを実施しています。このプリントの中には受験のエッセンスが全て詰まっているばかりか、行間の意味を類推させることによって自ずと思考力の向上をはかり、生徒たちの歴史観や社会観の構築にも大きな影響を与えていると自負します。このプリントは、卒業後も捨てられずに大切に保管しているという卒業生の話をよく耳にします。

中学校課程でも考査対策プリントや資料プリントの配布により、より事実や事象をイメージしやすくしたり、将来を見据えて専門的な社会科に対する学習方法を確立してもらうための準備を行っております。

授業を運営している中で、ある出来事や事件について説明をしている途中にチャイムが鳴ってしまい授業終了という場面がよくあります。そんな時、「なんだ、もうチャイム鳴っちゃった!」「この先はどうなったの?」であるとか「早く結論を知りたいな」という生徒たちの声が聞けたり、輝いた生徒たちの目を見ることができた時、即ち生徒たちの知的好奇心を引き出せた時に社会科教員は一番の喜びを感じています。そんな授業を毎時間実施することを心がけて皆さんとともに歩んでいくことをモットーとしています。

村越 利雄 数学科主任

中学校においては、ものの個数を数える「小学校の算数」から、負の数や文字式を導入し抽象的な表現を学んでいく「中学の数学」への大きなシフトがあります。扱うものが具体から抽象へと広がるに伴い、数学を学んでいく過程において「社会現象を抽象的に捉えること」が出来るようになることが目標です。「高校の数学」へと進むと、その内容は更に高度に広範に抽象化すると言えます。そしてこのことが、大学における高等学問への大切な準備段階となるのです。

このように、中学・高校における数学教育の大きな目標の一つに「抽象概念」や「抽象思考能力」を身に付け、磨き、応用する力を育むことがあると言えます。そのために本校の数学教育は次のような手法を採用しています。

授業時間数の確保
普通よりやや多めの授業時間数を確保して、たっぷり数学を学んでもらいます。多くの経験を積み、演習問題を繰り返し実際に解いていくこと、たくさん間違えてたくさんやり直すことが、数学能力の陶冶には不可欠です。
先取り教育
高校2年・3年の授業時間の多くを実践的な受験準備・過去問演習に割り当てるために、全体的なカリキュラムを早めに実施していきます。先取り授業は得意科目をどんどん伸ばします。そして解らないことはどんどん質問してもらいます。
教材
使用する教科書や問題集・副教材は、内容的にも難易度的にも当該クラスにとって最高・最適の部類の物を準備していきます。また、高校数学の教科書(文部省検定教科書・桐原書店)は本学の数学科主任が執筆・編集に大きく関与しているものです。
ケア・サポート
間違えることで数学が嫌いになってしまう生徒がいます。でも、そもそも学校が「間違える場所」です。ですから、どんどん間違えて、やり直して、分からなくなってしまったら積極的に質問してもらいます。間違えた箇所こそ、実は大きな発見。日々の宿題やノート提出、黒板に書いて解いてもらうことなども、そういう宝物を見逃さず見つけるための大切な大切なイベントなのです。

吉田 大樹 理科主任

理科主任の吉田です。高校の物理を担当しています。現在、理科の教員は4名です。石田先生が主に中学を、田中先生が主に化学を、宮脇先生が主に生物を担当しています。

中学は、実験を多く取り入れています。理科離れが心配されている現在、少しでも理科嫌いをなくすために、実験を通して理科の楽しさを実感してもらいたいと考えています。実験を通して体験することで知識がより深くなり、高校になってからの理科に対する理解力が高くなると考えています。

高校の理科は、標準時間より多い時間を確保しています。そのため、第3学年の1学期中に教科書内容を終えて、2学期から大学入試に向けた演習を行っています。時間に余裕があるので発展的な内容も取り上げています。問題集は受験にも対応できるものを選び、定期テストにおいても問題集から多く出題しています。