徹底した語学教育
本学園の語学教育は、1969年の暁星君津幼稚園開園に始まります。幼稚園での英語教育がめずらしいものであった当時、先駆的存在として幼児期の英語指導を始めました。
1979年の暁星国際高等学校開校は本学園を「語学の暁星国際」として広く人々に知らしめるものとなりました。全国に3校だけの帰国子女受け入れを専門的に行う「A群I類」校として、世界各地からバイリンガルの生徒が集ったのです。「語学の暁星国際」の流れは、後に開校された中学校の教育にも引き継がれました。英語だけでなく、フランス語についても、フランス政府から常時2名の教員が派遣され、フランス語教育の伝統を学園母体から継承しました。
さらに、帰国子女の学校から一般国内生の学校に変わりつつある中、1989年(平成元年)、高等学校に「アングロアメリカンコース」を設置し、教科としての英語のみならず、社会、数学、理科、宗教も英語で授業するとともに、毎日1時間のフランス語レッスンを実施しました。カナダのフランス語教育に端を発するこの「イマージョン教育」は、今では全国に広がっていますが、アメリカのカレッジボードに登録されている学校コードの若さから判断すると、日本の文科省管轄下の学校では私たちがイマージョン教育を始めた先駆者と思われます。
その後、「アングロアメリカンコース」は「インターナショナルコース」と名称を変更し、内容を改善するとともに、中学校での「インターナショナルコース」開始、ひいては、小学校での「インターナショナルコース」設置にまで拡大し、高等学校だけでは不十分であった期間を延長し、学園全体の一貫した使命として語学教育が続けられています。 現在、暁星君津幼稚園での定期的な英語指導に加えて、暁星国際新浦安幼稚園での言語活動別に工夫した英語指導、小学校1年生から高等学校3年生までの「インターナショナルコース」におけるイマージョン教育など、英語教育環境は大変よく整備されています。「インターナショナルコース」では、英語が学校における生活言語になっています。吸収力の旺盛な児童期には、英語で指示されたり、叱られたり、褒められたりすることを通じて、しだいに英語を身につけています。最近、低学年の児童同士が休み時間に英語で話す場面も目につくようになりました。また、小学校高学年になると、理科や社会の学習を通じて多くの語彙を身につけ、小学生のうちに英検の準1級に合格する生徒が出ています。中学、高校では、準1級に加えて、1級の合格者も出ています。
「語学の暁星国際」のプログラムは、インターナショナルコース以外のクラスにも、イマージョンではない「言語教育」プログラムとして展開され、内容の充実に日々の研究が続けられています。



















